ブログ　公民館の講座が面白い

繁多川公民館　成人講座「上間見聞録Ⅱ」がスタートし、
沖縄大学の学生と一般受講生とが上間地域の地域まーいや
伝統行事「綱引き」についての聞き取りを行いました。

２００８年１１月１２日水曜日に上間地域を知ろうと「まーい」からスタート
した上間見聞録Ⅱは、毎週水曜日の全６回行います。
沖縄大学の地域民俗学実習と連携をとり、
講師は、沖縄大学非常勤講師の波平エリ子先生です。

また、上間自治会さんの協力で場所の提供や聞き取りの際の
話者の紹介をしていただきました。
講座の受け入れと学習の機会を与えてくださりました。

上間まーいでは、上間字誌編さんに中心的に関わっている
大城正吉さんを講師に、約１時間、御嶽や拝所、カー（泉）、馬場跡、綱引き場所等、綱引きに関係する話しを交えながらのまーいとなりました。






上の写真は、石獅子カンクウ・カンクウ

２週目からは、伝統行事「綱引き」に関する聞き取りです。
３つの班に分かれ　綱やわらについて、拝みについて、余興についてです。
同じ時代に生きているのに始めて聞くことばかりで新鮮です。
いつ？どこで？何のために？若い世代の疑問は尽きません。
戦前、戦時、戦後の復興、本土復帰。
激動の時代を生き抜いてこられた方々から
結局は、伝統行事から見える「生き方」を吸収しているのかも知れません。