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2007年09月13日

繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト


あたいぐゎープロジェクトとは

あたいぐゎーダイジェスト
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト種まき
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト
幻の大豆、芽を出した!!
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト枝豆らしくなってきました。
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト収穫!近隣の方から預かり陰干し
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト天日干し

そして、いよいよサヤから豆を取り外しが始まる。
あたいぐゎープロジェクト「クルマンボウの復活」


9月10日
場所は、繁多川公民館3Fホールに
「幻の道具クルマンボウ」の復活を見に、近所から人が集ってきた。繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト

クルマンボウとは、大豆とは縁の深い道具であるようだ。

繁多川が水が豊富なところであったこと
豆腐の名産地であったこと
大豆の産地であったこと

その大豆のサヤから豆を傷めずにはずす棒状の道具が
クルマンボウである。

繁多川の年配の方々は
自身の体験としてクルマンボウを使っている。
その経験から、手作りで作り上げて
今回、クルマンボウでのサヤはずしが実現したのである。

ホールの真中に、ブルーシートとゴザを敷いてクルマンボウを振り回す。
道具と、近所の方によって栽培された「幻の大豆タカアンダー」が揃うと
みんな懐かしくて、笑顔があふれた。
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト
「ヤサ!こんなだった。」、「腰が入ってない!」

一人ひとり、変わりばんこに振り下ろしていく。
見事なほどに、乾いたサヤから大豆だけが出てくる。
えらいもんだと感心しながら、年配の方々の井戸端会議が聞こえてくる。
繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト
「クルマンボウは、材料は何だった?」
「昔はみんなで囲んで叩いてた。」

また驚いたのが参加者の手際のよさ。
クルマンボウの使い方もさることながら
豆の選別、ゴミの片づけまで、まるで普段のしているかのように
誰がリードするでもなく進んでいった。

昔の繁多川の誰しもが、当たり前に見てきた光景だったのだろう。

「いい経験をさせてもらった・・・。」(70代参加者)
たくさんの地域の方に囲まれながら
その言葉の中に、単に昔を懐かしむだけではないプロジェクトだと感じた。

あたいぐゎープロジェクトは、10月また新しい種まきの季節を迎える。

繁多川「幻の道具」の復活! あたいぐゎープロジェクト


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Posted by 1万人井戸端会議 at 19:45│Comments(2)あたいぐゎープロジェクト
この記事へのコメント
ただただ頭の下がる皆さんの活動です。頑張ってください。
Posted by 応援団 at 2007年09月26日 09:02
 ありがとうございます。
地域の皆さんが協力して下さって初めてできることです。
Posted by 公民館 at 2007年09月26日 14:04
 
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